キイチビール＆ザ・ホーリーティッツが好きすぎて人の気持ちなんて考えられない
キイチビールのことになると冷静に書けない。
好きすぎて客観視できない。
「あんたその男絶対遊びだから止めときなよ」
って言われても、周りが見えなくて好きになっちゃってる女と一緒。ただのバカ。
昨晩キイチビールの新曲が上がって、それはもう呼吸するようにずっと聴きましたよ。yourubeに自働リピート再生機能をくれ、はよ。
いや、あんたの周りだけ流れてる時間が違うよ、と思った。都会の喧噪とか満員電車とか、飲んだ次の日の出社とか、積まれた仕事とか、そういうのを全部笑顔で
「どうしたの？」
って聴いてくる4歳児みたいな曲。本当にどうしたんだ、私は。
ちょっと専門的な話になると、キイチ解決進行とか知ってるのかな。いや、ジャズやってたなら知ってるのかな。狙ってこれやってたら嫌いです、私は。
気持ち悪くて気持ちいいメロディセンス。
パウエルを超える、そんな風に早すぎた名作にずっと捕われるんじゃないかと思ってた、このバンドは。
全然違った。
そもそもキイチビールは、今のことをを今思うままに発信するような気張らないバンドで、カッコつけてなくて、ダサくて、穏やかで、切なくて、懐かしくて、痛くて、優しくて、心地いい。
なんていうかわかんないけど、可愛い女の子とお洒落なバーに行く感じじゃなくて、すっぴんで灰色のスエット来た女の子が、朝ご飯用意してくれてておはようって言ってくれる、そういう心地よさ。穏やかすぎるが故の不安定さ。
これからもキイチが巨乳の女の子の横でヘラヘラしていられるように、下北行ってCD買おうぜ。多分死ぬ時もヘラヘラしてるんでしょうけどね、彼ら。好きです。
【「透明電車が走る」リリース記念インストアライブ＆サイン会 】
＠DISK UNION下北沢店
日時：2018年11月11日 (日)
20:30頃～ インストアライブ (アコースティックセット)
20:50頃～ DISK UNION下北沢店購入者限定サイン会
