最近の音楽シーンはしょうもないので、ひたすらにsunny car washを聴くしか道はない
何がいいとかじゃないんだ。
このバンドの良さは本当に筆舌に尽くせない。少年のような声に有り余るあどけなさ。ハイトーンではあるのに、女子ウケを狙ったハイトーンではなくて。決して上手じゃないけど、勢いで押し切っているわけでもなくて。
さすがに結成から2年でここまで来るとは思ってなかったけど。
流れるような曲展開。
あーコイツら絶対人の話聞かないだろうなって。andymoriに似てるとか言われてるけど、絶対コイツらの方がバカですから。まぁバカだから気にもしてないんでしょうけど。
こんなにバカでいて、インディーズなりの世界観を作る上手さ。
圧倒的な低予算感に手書きの歌詞ってところがまたオイシイ。
ただの4ビートに歪みまくったギターを重ねて、もはや音楽になっているのかすら疑問なんだけど、このシンプルさがロックの正解とでも言ってくるようなパワーを兼ね備えた疾走感。こんなの誰も勝てやしないんだ。
ギターを売ってしまったならもうお前は友達じゃないのさ
この曲はもうここがひたすらに最高。このバンドの全てって感じがする。何も考えてないけど音楽好きなんだろうなって。
疾走感だけじゃなくて、こういう懐かしさを感じさせる曲も出来たりするところが侮れない。
でも実際には、良くも悪くもこのバンドがやっていることは今しかできない。歳を重ねるごとに絶対に曲調は変化していくし、いつまでも"きるみーべいべー"なんてほざいてられない。
それでもコイツらが何も考えないで音楽続けられるように、この愛すべきバカがギターを売って全親友を失わないように、曲聴いてライブでも行ってCDも買ってくれようもんなら、それ以上もう何も言うことはないです。