これだけメジャーになったのに19歳に戻れるバンドはマイヘアだけ
マイヘアの新曲がマイヘアじゃなさすぎて大好きになった。期待裏切りすぎ。
恋愛を棚にあげてメンヘラ女子掴んでるバンドだと思ってた、正直。ごめんなさい。
これ聴いて私が何想像したか分かります?
多分聴いたことあるようでないような感覚になった人、結構多いんじゃないですかね。
コレ。
いや全然違うやん、って思ったみなさん。ええ、全然違うんですよ。一気に私の音楽知識が胡散臭くなりましたね。
そんなこたぁどうだってよくて、言いたいのはニュアンスに目を向けて下さいってこと。若いときの先行きが見えない不安定さと、歳をとって終わりが見えてくる苦しさ。
そういうのが一緒に見えてくる映像、なぜか。
サビはコーラスっていうより、ハーモニーっていう方が近い。青い、眩しい、眩しいぞ。
『次回予告』は究極に青くさくて、チープで、懐かしくて、自主製作みたいなインディー感に溢れてる。EMIやるなぁという感じ。アーティストの意向を大切にしているのがひしひしと伝わってくる。
メジャーになってここに戻ってくるバンドなかなかいない。
特に目を向けたいのは、言葉の使い方。周りの風景描写から心の中を映し出す感じ。手に取る様に分かるし、本当に上手。つい3年前までブラジャーのホックがどうのこうのいってたのにな。どういう精神年齢の変遷送ってんねん、こいつら。
僕らの 続きはいつだって 今日だ
この一言だけで割とお腹いっぱい。
今日が今までの続きで、明日は今日の続きで。今の自分を否定することは過去の自分も未来の自分も否定することになるから、精一杯自分に自信を持てる今を送ろう。
気怠い歌詞から、そんな前向きなメッセージを感じますね。
これからどうやら『ファンタスティックホームランツアー』というのをやるようです。ネーミングセンスが中2、マジで。今までの言葉の使い方どうした。
小学校の野球少年団の「多摩川フェニックス」みたいのと同じレベル。
というわけで、成長したのか若返ったのかよくわからないマイヘアをみんなで拝みにいきますか。
My Hair is Bad 「ファンタスティックホームランツアー」
2018年 12/7(金) 北海道・Zepp Sapporo
12/16(日) 沖縄・桜坂セントラル
2019年 2/28(木) 福岡・Zepp Fukuoka
3/12(火) 島根・松江AZTiC canova
3/14(木) 鳥取・米子AZTiC laughs
3/23(土) 大阪・大阪城ホール
3/24(日) 大阪・大阪城ホール
4/3(水) 和歌山・和歌山GATE
4/9(火) 富山・富山SOUL POWER
4/16(火) 神奈川・横浜アリーナ
4/17(水) 神奈川・横浜アリーナ
4/21(日) 新潟・朱鷺メッセ