売れる前から知ってたよってイキりたいなら、the songbardsは間違いないから聞いてくれ
特段好きでもないあいみょんとかマイヘアの記事とか書いて、そういうのが自分が本当に推したいバンドよりアクセス数持ってくのとか、なんだかなぁって思っていたりしてた頃だったんだけど、このバンドについて書ける場所があるならもうなんだっていいやって思った。
あいみょんやマイヘアに釣られてやってきた輩が、まんまとこの記事読んでくれたりして、願わくば聞いてくれたりしたらいいのになって、本気で。
あー久しぶりにいい曲聞いた。幸せだって思った。
自分が生きてて良かったと思う時なんて、大抵良い音楽聴いてる時だけど、この曲はまじで人生肯定してくれる感じがする。こんな大袈裟なことを言うつもりはなかったんだけど。
なぜか邦楽な感じがしないし、多分こいつらめちゃくちゃ音楽好き。売れてちやほやされたいとかじゃ、絶対ない。ボーカルのストラップの短さが物語ってんだろ。音作りも、ルーツに洋楽がありそうな凝り具合。
からのコレである。
今日までよく頑張って生きてきましたね、っていう私へのご褒美の曲だと勝手に思い込んじゃうくらい本当にいい。メンヘラか、私は。メンヘラでもなんでもいいんだけど、マジで生きてて良かった。
何がいいかなんてもう筆舌に尽くしがたいっていうか、むしろ筆舌が尽きるくらいなんだけど、本当に素晴らしいものを見たときって、言葉がなかなか出てこないんですよね。終始無言。
強いて言うなら、あーやっとandymori超えるバンド来てくれたなって。実際そうでしょ、解散したけどみんな忘れてない。twitterのプロフィールでandymoriがスラッシュで区切られてるの、未だにたくさん見ますからね。
そして、こんなこともできる。
あえて遡って見ていったんですけど、全然違いますよね。
サビは単調で、メロディーの上下に意外性があったりするわけじゃないんだけど、穏やかさとあどけなさ。コーラスの気持ちよさ。レトロなんだけど、変にエフェクトをかけたりしないで、素直に勝負しに来る感じ。セミアコ使ってるのもこだわってんだろうなって。
売れてから方向性変わるバンドってよくあるけど、売れる前からここまで雑多に食えるバンドは本当に珍しい。もはや珍妙。
みんなで曲作ってるからなのかな。
お前ら、このバンド絶対シティポップっていうロクでもない枠でくくるなよ。このバンドにしか出せない良さ。なんだか分からないけど、筆舌に尽きる良さ。
一つのキャラに縛られてないのは、芯がしっかりしているから。
売れても変わらないと思うし、安心して見てられる。
このバンドが売れなかったら世界は絶対に平等じゃないし、憲法14条の平等権はさっさと廃止してくれ。
アルバム1600円で買えるのなんて今のうち、マジで。買い占めてプレミアつけたい。
The Songbards 2nd Mini Album
「The Places」
1.Time or Money?
2.ローズ
3.斜陽
4.21
5.Inner Lights
¥1,600-(tax in)/NWWCD-003/Nowhere Works/2018.10.10-